カーペンター監督版「遊星からの物体X」を生涯のベストの一本としている自分からしたら観るのは必然の作品だが__
多分、主演のランス・ヘンリクセンとADI（アマルガメイテッド ダイナミクス インク）の特殊造形効果しか見所はないモロ物体XのパクリB級映画だろうがこの2枚看板だけでも自分はそこそこの期待はしてしまう。そんな鑑賞だったのだが__
予算の関係か「遊星からの物体X ファーストコンタクト」の時より特殊造形とギミックに若干のチープ感はある。しかしADIの手掛けるクリーチャーエフェクツは基本クオリティが高いので、どんな亜流映画だとしても作品は見れる出来になっているんではないかと思った自分が甘かった。
もう演出から役者の演技から音楽の使い方から編集から全てがC、いや、D級のゴミ映画。
ほんに、ランス叔父貴とADIが気の毒になるがADIは良く頑張っていた。
だが撮り方も見せ方も最悪なためクリーチャーの造形もじっくり拝めないカット割りにストレスが溜まる。
一体こんな映画を撮った監督は誰や！と確認すると
、、、
アレック・ギリス（ADI代表）。
あんた自分の会社潰す気か！
そりゃ、ランス叔父貴も棒立ち演技になるわ！
