そぶ918

四月は君の嘘のそぶ918のネタバレレビュー・内容・結末

四月は君の嘘(2016年製作の映画)
1.9

このレビューはネタバレを含みます

原作がすごい好きでアニメもよくできていて自分の中で殿堂入りした作品の実写化だったが結論として…
実写化やらなきゃよかった。

まずこういう恋愛映画で一番大事なキラキラしている感じがない。青空エール、俺物語にあったカメラのホワイトを多用して透明感ある感じ仕上がるととても感情移入しやすいが、なんか普通にとっていて主要4人が全然キラキラしてない。まず、何よりも飛ぶ鳥を落とす勢いの広瀬すずが可愛くないのは致命的。原作ちょい意識して茶髪にしてるがこれが全然似合ってなく、カツラ?!と思うくらい変で気になって仕方ない。
E-girlsの子が出ててその子はあんまり上手くなかったがまだキラキラしてた。

あともう一つの改悪は年齢設定。
原作では中学生だったのか、俳優を使うにあたり無理になり幼い演技をして好きな気持ちがだだ漏れだったり、恥ずかしいセリフも言ったりしてるがどこかちがう感じがする。インタビューでも幼く演じたと書いてあったが逆効果だったと思う。

それでも原作にもある川に飛び込むシーン、初めて伴奏するシーン、最後の手紙のシーンはよかったがそれはやっぱり原作がいいのであって映画にしてよかったわけではない。
幼馴染が主人公にかをちゃんはワタルが好きなんだよ!とただ3回繰り返すシーンは笑った。

一番ひどいと思ったのが、
最後ヒロインが手術に無理に挑戦して、そのまま亡くなってしまい、その間に全国コンクール受けている主人公が幻想みて涙すると、CGで広瀬すずがサラサラ〜と消えていく…それで一気に感動の手紙シーン…
なんじゃこりゃ…(笑)

こんなシーン原作になかったと思う。
心配してた広瀬すずと山崎賢人の楽器を弾くシーンは違和感なかったので明らかに脚本の作り込み不足。
orange、俺物語、ちはやふる、青空エールと近年は恋愛青春もの実写化はまずまず当たっていたが裏切る感じになってしまった。監督はただ君を愛してるの人で残念だが、納得といえば納得。

いきものがかりの歌はやっぱり最高で自然に涙がこぼれる。もちろん映画関係なく(笑)
涙が止まらないよ〜♩
そぶ918

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