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オンネリとアンネリのふゆのalmosteverydayのレビュー・感想・評価

オンネリとアンネリのふゆ(2015年製作の映画)
3.5
夏にみた前作のバラと緑あふれる世界が、今度は一面の銀世界とペールトーンのパステルカラーに囲まれた暖かな暖炉のもとへ。憧れの子ども時代を追体験するクリスマスイブ、控えめに言って最高でした。ああ、もう、可愛い。可愛いのかたまり。可愛いがはちきれて爆発しそうです。

それぞれの家族との関係は前作で説明済み、とばかり最小限。よって、訪問者をめぐるドタバタ劇もそこそこに夢のようなクリスマスパーティーが繰り広げられるわけです。それまでずっと同じ目線で触れ合うことが叶わなかったふたりと家族とご近所さんが、束の間の魔法を得て手に手を取り合うシーンを夢オチで終わらせなかったところが最高に素敵。たまらん…!

公式サイトによれば、第1作製作時に7歳だったふたりは今や14歳(!)。この夏撮影が始まるという第4作では新たな9歳の少女たちがキャスティングされているのだそうです。お姉さんになったふたりも見続けたいな、カメオ出演でもいいからちょっとくらいは顔を見せてくださらないかしら。
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