えりみ

シークレット・デイ あの日、少女たちは赤ん坊を殺したのえりみのレビュー・感想・評価

4.0
WOWOW放送が日本初公開。
ダイアン・レイン目当て。
番組表によると、全米ベストセラー小説「あの日、少女たちは赤ん坊を殺した」を映画化とのこと。原作は知らんけどまさにタイトル通りの導入で終始陰鬱とした雰囲気。見終わっても幸せな気分にはならない。
ただ、世のお母さん方がこれをみてどう感じるかは気になる。
同性である娘に対する期待とか理想ってどんなもんなのかな?
監督も女性、プロデューサーに女優さん、メインキャストも女性ばかりと男の出番なし。最近は音楽より役者でよくみるコモンがちょいと顔出す程度。
ミステリーとしては後付け感が強いし、ものすごくショッキングなシーンがあるわけでもないのでドキドキ感も薄いけど、寂れた田舎町っていう事件と無縁そうなロケーションと抑えた演技のキャスト陣がエエ感じ。
シングルマザーで女教師のダイアン・レイン、地味ながらさすが主役。
おバカっぽいイメージが強いエリザベス・バンクスがシリアスな捜査官を演じていて新鮮。悪くない。
可愛さでは妹にお株を奪われた感じがするダコタ・ファニング、今作でも家庭環境に難ありのゴスメイク女子って役回り。
ダイアンレインの娘役がぽっちゃりしたこじらせ女子。可哀想にパッケージに写真入れてもらってない(主役級に出番多いのに)。
人は見た目で判断しがち、ってことか。
アメリカでは乳幼児の行方不明事案が多発、深刻ってことなんやろうね。
最近は日本でも小さな子供が一人で歩いてるのみると不安になる。
怪しげなオッサンが良かれと思って声かけても、逆に通報されそうやから何も出来へんけど…
えりみ

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