みや

シークレット・デイ あの日、少女たちは赤ん坊を殺したのみやのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

七年前に赤ん坊を殺害した少女2人が少年院を出所した直後、新たな誘拐事件が発生するサスペンス。
ローラ・リップマン『あの日、少女たちは赤ん坊を殺した』が原作。

女って怖い。母親って怖い。
嫉妬とか、相性とか、上手く言葉にできない様々な感情が事件の動機であり、その機微が絶妙な加減で描かれていた。
子供時代の二人の関係性や、七年前の事件の真相など、描かれ方が丁寧で面白い。
途中でいろいろと結末や真相を想像しながら観ていたけれど、結局何も当たらなかった。
嘘や回想の挟まれ方が上手い。
あまりにも予想外というわけでは無いのに、先が見えない作りになっていて、最後まで飽きなかった。
原作も読んでみたい。
みや

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