何も考えず、スカッと2時間楽しめる娯楽作品。シリアスなシーンの間に時折挟んでくるコメディタッチの掛け合いが利いている。社会問題をエンタメで見せるのが上手いなあ。
人情派刑事のファン・ジョンミンや財閥ボンボンのユ・アイン、やな役を一手に引き受けているユ・ヘジンのほか、ちょい出のパク・ソダムやマ・ドンソクなど韓国映画におなじみの人気者たちが登場するのも楽しい。
2015年の作品ということで、その頃は韓国映画を観てもキャストが誰かなんてわからなかった。この2年くらいでずいぶんとわかるようになった気がする。わからない方が純粋に作品を楽しめるけど、のちに活躍することとなるスターを愛でる楽しみも。
『楽園の夜』のオム・テグも発見!