このレビューはネタバレを含みます
前に上司のお父さんが亡くなって、葬式で初めて本当の父を、弔問者から聞くことになった。と言っていた。
家族のこと知りたいとおもえる良い映画。
現実と夢が交錯して混乱する。
夢かな…と思ったら現実だったり、夢の天丼でまた騙されたり。
現実を撮ろうとしているのに、ふだん人としてのマルゲリータは現実が見えていない。
俳優バリーがキューブリック自慢と、撮ってほしいホモソーシャルマフィア映画話と、セクハラでさいっこうにウザい!
んだけど、台詞を覚えても忘れちゃう病気の事情を知らずに初めの「動詞」で決めつけてはいけないね。
しかしジョンタトゥーロはバートンフィンクとは全く違う、ふつうのイラつくマウンティング男を見事に演じてますね。自然すぎる。
マルゲリータの心ここに在らずの目線が辛い。私もたまにそうなるから。