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バットマン VS. ロビンのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

バットマン VS. ロビン(2015年製作の映画)
5.0
夜のゴッサムシティは子供がうろつく場所ではない。
だがダミアン・ウェインはその辺の子供とはわけが違う。
今夜もロビンのマントを身にまとい、彼は父親であるバットマンの脇でがむしゃらに、時に無謀に、悪との戦いに身を投じていた。
あるとき犯行現場でロビンは謎の人物タロンと遭遇し、人生の岐路に立たされる。
だが男が導くその先はゴッサムを影で操る秘密結社「梟の法廷」へとつながっていた―。
バットマン史上「バットマンHUSH」「バットマン・ロングハロウィーン」に並ぶ傑作ミステリーコミックであるスコット・スナイダー作の「バットマン・梟の法廷」のアニメ化作品。
バットマンと共に、ロビンが子供を誘拐するドールメイカーと戦っている中で謎の人物タロンと出会ってから始まる、ゴッサムを影から支配してきた梟の法廷とバットマン&ロビンの壮絶なバトルが、ロビンと梟の法廷の関係やブルース・ウェインの両親の殺害犯人の謎解きやブルースとダミアンの親子同士の葛藤を、絡めて描いた傑作アニメ映画です。
犯罪に対する戦い方の違いから対立するバットマンとロビンの葛藤と対立そしてバットマンと梟の法廷の対決を通して、正義と報復どちらを選ぶのが正しいのかを問う骨太な傑作アニメ映画です。
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