友二朗

ラブ・アゲインの友二朗のレビュー・感想・評価

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)
4.4
『魂の伴侶』

愛の伝え方。
恋の落ち続け方。

うわ〜観て良かった〜!
なんて気持ち良い余韻だろうか。

恋人と一緒に観たい。
ゲラゲラ笑って最後には静かに隣を気にしていたい。映画って素敵。

相手のために努力すること。
誠意は伝わるとは限らないこと。
それでも諦めず戦い続けること。
本当の恋のためなら人は変われること。

清々しいほどの汚さを前提の部分に敷き詰められているからこそ響くものがある。ただのコメディではない、緩急やギャップを生むための鮮やかな演出となっていた。

物凄い豪華キャストが全力でふざけ倒してくる。製作陣の笑い声が聞こえてきそうな、確たる一体感が伝わってきた。後半からの温かいテーマ性への昇華は素晴らしい。

エマストーン目でかすぎやろ。
顔の半分目やん。リアル少女漫画。
瞳はもちろんやけど白目が綺麗。

ニューバランスがダサく見える。
自分の父親もニューバランス信者やったからなんか懐かしく思えた。めっちゃ関係ないけど女子が履くニューバランスまじで可愛い。

とんでもないイケメンと化すキャル。
この夢のあるダイジェストはいかにも映画っぽくてワクワクが止まらない。特に眼の演技が良かった。ラスト、エミリーに向ける眼の優しさったら凄い。

冒頭、両親が帰ってきて4人でめっちゃくちゃな話をそれぞれが意地を張って話し続けるシーンにだいぶツボった。

ロビーがロックで格好良い。
素晴らしくキャラが立っている。

この夫婦の子供に対してだけは何の疑いもなくありったけの愛情を注いでいる姿にはシンプルに感動した。もはや当たり前みたいに扱っているが、なんか説明難しいけど制作自体がまじで気にしてなさそうで素敵な世界やなと。何言ってんだ俺。

妹の子役かっわい。
何この子まじで可愛い。

地下室の給湯器について電話で話すシーンには心をぐわんぐわん揺さぶられた。最近観た映画のシーンで1番良かったかも。

ライアンゴズリングのモテっぷりが気持ち良い。本当にイケメン。2人きり、バーでハンナの話をするシーン素敵すぎる。全部の台詞に納得できて完璧だった。

「アンタを改造するつもりが
 逆に俺の方が...」
ここの詰まり具合とかヤバくてこの人そもそも演技派なんやって改めて思った。

なんかもうなんでもいいや。
とにかく観てよかった!わーい

読んでくれてありがとう!

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娘のタンス勝手に開くのダメゼッタイ。

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「何が欲しいか考えてるとこ」
「じゃせーので言おう。123」
「離婚して」

「年なんて関係ない
 君は僕の"魂の伴侶"だから」
13才で凄い言葉。

「もうナンパ師は卒業したら?」
「意義あり 誘導尋問だ
 "ドレスが喜んでるよ"はナンパだが
 "2時間ずっと君を見てた"は真心だ」

「先週残業だと言ったけど
 『トワイライト』を観たの
 ほとんど衝動的に でも最悪の映画で」
笑笑

「女房が君との付き合いを切れって
 君とエミリーどちらを選ぶかの討論で
 女房に負けた」

「デイヴィットリンハーゲンの奴に」

「率直に言わせてもらう
 ダサい髪型で 氷の解けたカクテルをすすり
 サイズの合わない上着を着てる
 安楽死させようか迷うよ」
笑笑

「スティーブ・ジョブスか?
 アップル社のオーナーか?」
「まさか」
「じゃスニーカーを履く権利はない」
最高すぎ笑

「売るほどある」
「ママ用ジーンズさ」
「GAPで十分」
「GAPで満足するな 上を目指せ」

「過去に関わった女の数は?」
「性的に?」
「プレロスを含めて」
「1人」
「"同時に"じゃない。
 全部で何人だ?1人って言うなよ?」
じわる笑

「出ようか」
「OK」

「避けてる?」
 昨日廊下で逆方向に逃げた」
「元陸上部よ」
「やっぱり」

「Aはアホタレの略
 恋はアホのすることです」

「ググってみた」
「なんて検索を?」
「"ママがベッドで泣いてる"」
「検索の結果は?」
「"ベッドのママ"系のビデオがたくさん」
「やめて もう十分 有害サイト規制は?」
「スルーできた」
「まったく困ったヘンタイ息子ね」

「セクシーとキュートの融合」

「S-E-Xの話を子供の前でするな」
「暗号のつもり?」

「車から飛び降りずに戦うべきだった
 "魂の伴侶"なんだから」

「お約束の雨か」

「とにかく ゴチ」
字幕も好き放題やってもうてる。

「何それ!?フォトショで修正済み!?
 触っても...?」
笑笑笑

「誰が買うのかと思ってたけど
 "バーのセクシー男"が買うんだ」

「僕は息子の恋敵だ」

「恋は幻想」

「以前は真剣にこう考えていた
 真実の愛は必ずあって
 その人のために本気で戦えば
 必ず報われるって
 でもそれは夢物語で現実は甘くない
 真実の愛なんてありはしな..」
「ストップ」

「一言申し上げるならば
 息子のスピーチは最低です」

「15で出逢って以来
 毎日毎晩愛し続けてきた
 最初のアイスを買ってからずっと..」

「I still love you Jessica !」
「And I love you Emily !」

「あの時のアイスに感謝」
「僕もだ」
友二朗

友二朗