mimitakoyaki

ラブ・アゲインのmimitakoyakiのレビュー・感想・評価

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)
4.0
ゴズりん鑑賞したくて軽く見れそうなラブコメを選んでみました。
エマ・ストーンも出ててララランドの素敵な2人がここでも見れるって、それだけで嬉しくなります。

若くして結婚し3人の子どもの父親であるキャルは、突然妻から離婚を切り出され、しかも職場の同僚と浮気した事まで打ち明けられ失意のどん底に。
妻を見返すために、バーで知り合ったプレイボーイのジェイコブからファッションスタイルから口説き方まで手ほどきを受け、ダサいオヤジから脱却しモテるようにまでなるんですね。

ラブ・アゲインなんてイマイチな邦題つけられてますが、そんなタイトルからして、夫婦が愛を取り戻す話なんだろうなと予想するわけですが、これが思わぬ展開になっていって、これまで見てきたことが一気に爆発したかと思ったら、最後には何かジーンとしたりとかして、ああ、なんか良い映画見れたなという満足に浸れました。

愛してるんだけど、長年一緒にいるとほんとに空気みたいな存在になってきて、いないと困るけど相手のこともそんなに気にならなくなったり、相手のために自分を磨くこともしなくなったりしてきますもんね。
ほんと、身につまされて大いに反省してます。
相手への思いやりって持ち続けないといけないなと。

それにしてもですね、ごずりん様がね、まあカッコイイんですよ。
とんでもないナンパ野郎なんですけど、ゴツくないのに腹筋割れてて引き締まってるし、だから細身のスーツもすごく似合ってて、一挙手一投足がサマになってる。
ショッピングモールでピザ食べてるだけでもカッコイイもんねー。

実際はハイブランドで身を固めてるようなお洒落な人は苦手なんですけど、こうして映画見てる分には良いもんです。

それで、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンがまたやっぱり素敵なんですよね。
ララランドでも見せたエマちゃんのくるくる変わる豊かな表情がほんとにキュートだし、すぐにナンパに引っかかるようなその辺の女の子とは違うところに惹かれるのもうなづける。

人生には浮き沈みがあるし、忘れたいようなみっともない過去や失敗もあるけど、それも含めた人生の肯定にどこかホッとさせられるし、年齢にかかわらず恋をした時に、浮かれたり傷つけ傷ついたり嫉妬したりする愚かしさも愛おしさをもって描かれているのが良かったです。

45
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