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犬に名前をつける日のぼのレビュー・感想・評価

犬に名前をつける日(2015年製作の映画)
4.0
親ガチャならぬ飼い主ガチャだなと感じた。
ペットショップで買う人がいる一方で、毎日殺処分されるペット。決して“ブランド犬”が悪いわけではない、ブランド犬であろうとなかろうと“命”に違いはない。命を買う人らに問題がある。買う人が居るから、命の裏にあるそれぞれの動物たちの感情を考えずに、粗末に売る人が出てくる。
動物達は、一生看取ってくれる親に巡り会えればいい。でもそうではない人も多いし、自分はそうではないと甘く考えて飼う人も多いのだろう。人間の都合で振り回される、しかもその振り回されるものが“命”だということが、やるせなく感じた。
じゃあ、自分に何が出来るのだろう…わかっているけど、難しい。客観的に理想を語るは簡単だけど、主体的に動くとなると映画の中の方々のように行うのは本当に難しいし、頭が下がる。
…果たしてこれってペットだけに言えることなのかな。
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