ゆんぶりっく

残酷で異常のゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

残酷で異常(2014年製作の映画)
3.9
フィルマークス上のサムネイルが異常にツボにドンピシャな一本。
蓋を開けてみれば正統派ループ物。

いやー観た記憶もう一回消して観直したい系映画でした!
オススメです!!



主人公はメガネにデブの冴えない男。
妻と言い争いをして自室のドアを開けた途端、急に冷たいコンクリートの床に叩きつけられる。
顔を上げるとそこは見知らぬ建物内。
施設内を彷徨い歩くと、様々な年齢や人種が集まる一室に辿り着く。
訳も分からないまま、その部屋で強制的にグループセラピーを受けさせられる主人公。

そこでとある衝撃的な事実を伝えられる…


的な話。


序盤で世界観設定(ループモノであること)は分かるものの、そこからの展開が面白い。

中盤、主人公がポケットにとある物をしまうらへんで「おお!?!?そっち!?そう言う方向でいく!?」とめちゃめちゃワクワクさせられましたね!!


あえて主人公を冴えないビジュアルかつ、非モテゆえのごじらせ性格のめんどくさい男という中々感情移入しにくいキャラにしておきながら最後にはしっかり応援したくなるよう見せてくる演出も見事!!

なによりこの映画を最後まで見たときの高揚感!!
是非とも味わっていただきたい!!


世界観設定として疑問が残る点もあれど、そう言った点に目をつぶればかなり面白い一本であった事は間違いない!!


あとフィルマークス上の感想でガッツリネタバレ書いてる人多いので注意です…

自分のガッツリネタバレを含んだ感想はコメント欄にて
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