ドラえもんは猫型ロボット

残酷で異常のドラえもんは猫型ロボットのレビュー・感想・評価

残酷で異常(2014年製作の映画)
3.0
妻を殺した男が、なぜ犯行は起こったのか、何故妻を殺してしまったのかを繰り返すループミステリ映画。

序盤は、主人公の自己中束縛ぶりにイライラが止まらず、見ていて不快だったが、丁寧に物語は進行していくので、飽きる事なく観ることが出来た。
物語自体は綺麗に終わり、救われるべき人間が救われるというある意味ハッピーエンドな帰結を見せるが、最後まで自己完結な振る舞いの主人公の行動にはモヤモヤが残った。
(本音)
気持ちは分かるが、最後の主人公のドヤ顔がむかつく。

どんでん返しや観客を欺くような仕掛けはないので、気軽に観ることが出来る、よくまとまった作品。
少し長いのがネックだが、『世にも奇妙な物語』好きならオススメ。