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流星課長のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

流星課長(2002年製作の映画)
4.0
2004年実写版「キューティーハニー」につながるような、庵野秀明のローテク特撮愛がつまった快作。フランス「クレモン-フェラン短編映画祭」のデジタルワーク部門の CANAL+AWARD受賞。Grasshoppa! VOL.3収録作品。
どんな混雑している電車でも必ず空席を見つけ座る流星課長(松尾スズキ)は、ライバルの「自動ドアのマリア(小日向しえ)」に自分がかつてグラムロックシンガーのマリリン・デンジロウであることを知られ、ある勝負を申し込まれる。
実写版「キューティー・ハニー」制作前に、アニメーションと特撮の融合を試すために制作しただけに、ハニーメーションの原型のような実写特撮とアニメーションを組合せた荒唐無稽だけど動きの面白さで押し切る特撮アクションが満載。松尾スズキと小日向しえの芸達者ぶりも光る特撮アクションコメディ短編映画。
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