このレビューはネタバレを含みます
「キラこそが神」
デスノート夜神月の事件から10年後、新たなデスノート事件が巻き起こる。地上にデスノートが6冊落ちてくる…
デスノートといえば、頭脳戦と死神のイメージで、とても楽しみにしていた。しかし今作では頭脳戦は皆無。6冊の所有者たちが奪いあうのではなく、キラ対Lからいきなりはじまっててしまいとても残念。死神の数も3体だし…。1つにまとめようとしてて説明や途中経過を省きすぎている感じがする。どうせなら前編後編にわけて内容を濃くしてほしかった。
東出昌大のセリフが、噛みそうでかまない!観てる側まで、「かむのか!?かまないのか?!」とドキドキさせられる。アマネミサの発音難しそうやん(笑)
これだけは許せなかったのが松田の件。キラ対策本部は偽名で仕事にあたるのになんで松田だけ本名なんだ?ただのネタキャラにしてもパンチ弱すぎ。
池松壮亮の演技は迫力があった。ひょっとこのお面の顔真似や、最後に死ぬ時の倒れこむ場面が印象的である。
死神アーマが好きになる作品であった。