天才の盛衰と渋イーサン。
[ブルーに生まれついて│Born to Be Blue]'15
伝記/ドラマ/音楽/ロマンス//ロバート・バットロー監督/イーサン・ホーク主演
─圧倒的な人気を誇る裏で麻薬に溺れる彼が、ある女性との出会いを機に再出発するさまが描かれる─
『辛抱は俺の代名詞』
クールな映画だけど、
トランペットで眠くなる…。
先日観た「ストック・ホルム・ケース」の監督ロバート・バットローの作品ということで気になって観てみた。
ジャズミュージシャンのチャット・ベイカーについては全くの無知だったけど、
イーサン・ホークの繊細な演技には引き込まれてしまった。
一世を風靡したミュージシャンが、麻薬に溺れ、前歯を失い、命同然のトランペットも吹けなくなりどん底に落ちていく前半から、執念の努力で這い上がっていく復活劇は見もの。
なんかトランペット吹いて…ヤって…吹いて…ヤって…をずっと繰り返していた気がするけど(笑)
でもラストシーンは切ない。
演奏するには麻薬が…
でも麻薬を使えば彼女が…
素晴らしい演奏だった。
だけど、
あの決断は正しかったのだろうか。
ストックホルムケースにハマったから期待してたけど、個人的にはう〜ん。でもしみじみイーサン・ホーク良いわ…と感じる映画だった。
ジャズって…まだ分からない。