このレビューはネタバレを含みます
イーサンホークの哀愁漂う演技、圧倒。
始終静かに流れていく映像。
そこにチェットベイカーの生き様を上手く表現しているバックミュージック。
全てが美しく、切なく感じた。
薬物に縋ってまでジャズにしがみつく様は
「セッション」のように狂気すら感じる。
血を噴き出してまでトランペットを吹くシーンはさすがに震えた。
人間の狂気さや弱さを体現したイーサンホークの演技は本当に魅入る。
改めて本物のジャズを聴いてみたくなった。
個人的にウッドベースのバックミュージックがとてつもなくハマった。気になる、、。