このレビューはネタバレを含みます
ジャズファンだけど、チェットについては詳しくなかったからちょっと分かりにくかったなあ。
でも、公式サイトにあった「チェット・ベイカーについて」を読んでやっとわかったし、勉強になった。
まあやっぱり、バードランドでのアウェイ感は凄かったでしょうね。
マイルス・デイビスの威圧感がスゴいし(笑)。
それにディジー・ガレスピーも出てきて、あのシーンはジャズファンにはめちゃ美味しかった♪
それに、後にディジーガレスピーがチェットを助けた話も、良いエピソードだった。
あと、パシフィック・レーベルのディック・ボック(リチャードボック?)とのやりとりなんかも良いね。
この頃のミュージシャンは、レーベルとの関係がいかに重要かがわかる。
チェットの歌は、今聴くと、こういうのもいいなあと思うようになったけど、若い頃は特に好きじゃなかったから、きちんと聴いたことがなかった。
この機会に聴いてみようかなという気持ちもあったから、私としては、イーサン・ホークでなくチェットの音源で聴きたかったんだけどね。
あと、イーサン・ホークはデイブレイカーを見てからというもの、吸血鬼に見えて困る(笑)。
イーサンは渋さ全開だけど、本来のチェットはもっと甘い感じだったのではないかな。
公式サイト
http://borntobeblue.jp/sp/index.html