教授

ブルーに生まれついての教授のレビュー・感想・評価

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)
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何気なく観ていて、あんまり面白くないなぁーっで思っているうちにどんどん引き込まれていった。90分ぐらいの尺の、チェット・ベイカーのある時期のみをピックアップして整理されたエピソードだけで繋ぎシンプルな構成で最大限の感動に結びつけてくれる。

とにかくラストまでに積み上げていく描写とラストシーンをじっくり観せていく、オーソドックスだけども、じっくりじっくり音楽と男と女と、回避し難い宿命とか業とかを濃縮して、映画の時間を楽しめた。

あと、父親役のスティーブン・マクハティがイーサン・ホークに非常に似ていて、且つ、とってもいい味を出していたのと、やっぱり、イーサン・ホークは演技が上手い。
それだけでも、観て良かった。
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