1950年代ジャズ界で活躍したトランペット奏者チェットベイカーの半生を描いた伝記映画
半年間の特訓を経て臨んだ作品ということらしいが、彼はその期間で見惚れるくらいチェットベイカーの魂を自分のものにしている
麻薬に溺れて転落を味わう気怠げなその姿もイーサンホークが演じるとどこか色気があって素敵
今作に出てくるチェットベイカーを支える女性ジェーンが実在の人物ではないという点は今作の評価を別ける要素になると思うけど、作品として見るには最低限のポイントだと感じたし、終わり際、彼が再起を果たした舞台を見届けた彼女の決断も上手かった
イーサンホークを観るとビフォアシリーズを観返たくなる