ランド

ブルーに生まれついてのランドのレビュー・感想・評価

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)
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人生だ。この映画って人生のすべてかもしれない。

この映画のジェーンは本当に素敵な女性だと思う。あたしもこうでありたい。付き合っていても、結婚していても、夢を追う二人でいると決めたなら、お互いの世話になろうと思っちゃいけない。自分のために、自分のことは自分でやらなくちゃいけない。結婚は特に、1人でも生きていけるけど、あえて一緒にいたいと思う2人がするものだと思うから。ny行きを断るジェーンはパートナーとしてあるべき姿だったと思う。

トランペット奏者として評価されるたびに、ますます重みを増すプレッシャーと人々の期待を押し退けるような演奏は、ドラックなしでは成立しない??ケガのせいでうまく楽器を操れず、自分はダメかもしれないと思えば思うほど孤独になる心は、やっぱりドラックにしか埋められないのだろうか?

きっと誰でも、人生で成功したい。みんなの憧れに自分がなって、すごいと称えられ、多くの人が自分を認めてくれる。自分のやりたいことで、お金を稼げる。そうなるための葛藤と孤独は生涯付きまとうのかもしれない。
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