高評価&予告編に惹かれ鑑賞。孤独で気難しい老婦人がとある女性ライターに訃報記事を依頼した事がきっかけで繰り広げられる社会派人間ドラマ。ストーリに巧くBGMが機能して良い雰囲気の引き立て役に。老婦人を演じた《シャーリー・マクレーン》の突っ張り感が巧くて、実際にこういう人いるなって感じるくらいリアルな演技でした。
老婦人の１つ１つの力強い言葉にはキャラクターと相まって説得力もあるし共感もします。「いい一日ではなく本当の一日を送りなさい」という言葉なんかは特に深いなぁと思って。てか80代のラジオDJって！
しかし全体的に大きな起伏やパンチがない為か少し退屈に感じられたのと、ここぞという見せ場があったけど（《アマンダ・セイフライド》の涙ながらの演説など）そこまで心に響かず…。そして笑いを誘引する掛け合いやカットでの笑いどころでイマイチ笑えず…。
