イケてる音楽が彩る魅力的な女優達が綴る心温まる、そして励まされ気付かされる物語。
さすがシャーリー・マクレーン(ハリエット・ローラー)
自分のペースを頑なに守り周囲に嫌われる頑固な老女が抱えている孤独や優しさ、茶目っ気をセリフはなくても表情やその存在感が雄弁に語る。
その彼女と向き合うアマンダ・セイフライド(アン・シャーマン)現状からの変化を恐れつつ、それでいてしなやかに立ち向かう芯の強さが魅力的。
ハリエットが望んだ最高の訃報記事を新聞社の訃報担当アンが記事にするため取材を進める。
その最中の色々な出来事を通してハリエットもアンも周囲の人達も目に見えない、心に起きた変化が新しい歩みを踏み出すきっかけとなる。
ハリエット、アン、やんちゃな少女ブレンダ。
人生の終焉、新たなる人生の旅立ち、人生のスタート。
いつでも素晴らしい時を刻めることができるんだと語りかけられた。