いゃあ…よござんした。
もともとシャーリー・マクレーンが大好きなので、その分贔屓目もそりゃあるとは言えない本当にいい映画です。
自分自身定年を迎え、現在次の仕事を探している最中な事もあるかもしれない。
人生の終焉をどうしたって今まで生きてきた人生よりも、その日数は短くなってきた現在、終わり方や自分がいなくなった後の事なんかも考えちゃう。
人の値打ちは葬式を見ればわかる…参列者の数がそれを証明する。なんて事を聞いた事がある。
近頃は家族葬とかが流行しているらしいから、必ずしも人が大勢来るって事だけがバロメーターではないけどね。
自分が死んだら…家族や友人、職場の人達はどんな風に感じるんだろうなぁ…
主人公の婆さん(シャーリー)が亡くなり、教会に皆んなが集まる…そして生前の、若かりし日々から晩年までの彼女写真。
ファンとしてはそこに若い頃のシャーリー・マクレーンがいる。
ここはファンだからそんな風に見ちゃう。
号泣ではないけれど、涙が溢れてじわじわと止まらない…そして自分はどんな人生だったのだろう?と、くるくると考えていた。
私ゃ六十…後何年生きるのか?また、私の生きた証って何だろうか?誰かの為になっていたのか??…そんな思いも湧き上がるのだ。
自信の無さが野心を駄目にする…
そうだよな、まだあともう一花咲かせる事だってできるよな…きっと。
いい映画を観たなぁ。