名前のない少年、脚のない少女の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

「名前のない少年、脚のない少女」に投稿された感想・評価

ガス・ヴァンサント系の作品がお好きならご覧あれ。ネットに自作の詩を投稿するのが趣味の少年は、ある日動画投稿サイトで美しい少女を見つける。 ネットに没頭するあまり頭の中が妄想に支配され、辛うじて理性が現実の世界に引きとどめている。映画はその境界線を曖昧にして見る者の意識を混乱させようとする。結果として「何か訳のわからない体験をした」という印象しか残らない。それはこの作品に答えを求める気持ちをあざ笑い肩透かしを食らわすかのような掴みどころのない消化不良感。感覚は刺激しても決して感情や想像力にまで訴えてこない。
love1109

love1109の感想・評価

3.4
妄想することが不得手になったのは、一体いつの頃からだろうか。理想の自分を描いてみたり、未来に思いを馳せてみたり、割と自由に、そんな仮想の世界を、行ったり来たりしていたような気がするけれど。「若い頃から女にモテてきた男の想像力は犬以下である」と、あのニーチェは言ったそうだけど、なかなか真理を突いている名言だなぁと思う。思春期。日本から遠く離れたブラジルに住むネット世代の少年たちも、ちゃんとあの娘に“もんもん”しているのだ。
Tigerin

Tigerinの感想・評価

1.0
ガイドを読まないと、理解出来なかった。言葉不足。したいことの雰囲気はわかるけど、ちゃんと伝えられないなら意味がない。
yvyvy

yvyvyの感想・評価

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初めて15分で切った印象としては外国のリリイシュシュ。リリイシュシュが好きじゃないわたしは何かを批評するときは最後まで付き合ってからと決めているからレビューはまた改めて。
「この町では、みんなが密かに夢を抱いている。」という

至極主観的なセリフと、ビニール袋の中で窒息しながら笑う彼女が印象的なオープニング。

主人公の「ぼく」は、ネット上の知人にボブディランのライブを誘われるが、距離が離れていることを理由に断った。

ネット上や空想の世界はすべての物事が身近になり、「現実に存在する場所だけが遠い」んだって。

この映画にあるのは、ありふれた、ただのモラトリアム。球の回ってこないフットボール。判ってくれない母とふたりの母子家庭。

詩的表現と実験的映像、フランス語。男と女。少しの性。ヌーベルバーグがほのかに香る。

ところどころでボブディランが顔を出す。ミスター・タンブリン・マン。

SNS。海の藻屑となってどこかに消える、写真やポエム。インスタントの自己表現。自分のカケラ。現在地の確認。ぼくは今ここにいる。

何もかもが累積しない、流れていくだけの青い時間。目に見えて時間が減っていくことは、この時分の恐怖でしかない。

よくある普遍的な退屈のうつうつ。



↓公式サイトで見てストーリーが初めてわかった。

…"ミスター・タンブリンマン" の名前で自分の詩をネットに投稿し続ける少年。チャット相手から、三日後に行われるボブ・ディランのライブに誘われるが、少年が住む小さな田舎町からは遠すぎた。

ある日少年はひとりの青年と出会う。彼はかつて、恋人のジングル・ジャングルと一緒に自殺を図った男ジュリアンだった。ジングル・ジャングルは死に、ジュリアンは死に切れず、町に戻って来たのだ。

ネット上には、ジングル・ジャングルが生前に撮影した映像が残されていた。彼女は、数多くの作品を撮影し、ネット上に投稿していた。少年はその映像の世界に惹きこまれていく。現実世界と仮想世界の境界が曖昧になるほどに…。
儚い湿度高めの映画。
ヒロインの彼役の顔が濃すぎて映画に少々集中できない。
SpringNa

SpringNaの感想・評価

3.3
なんか、不思議なショートフィルムって感じ。

すごい映像と音楽がよくて
内容とか話とかオチもなくてなんかインスタレーションに近かった。

途切れ途切れの物語と音楽と光と涙がなんとも心地よかった。
重苦しい空気とよくわからないストーリー
楽しくはないけど少しだけ心地いい
夢

夢の感想・評価

3.2
頭で考えるより、映像を観て感じるほうが面白い映画だと思いました。
展開がいきなり変わるところや、セリフで説明されず進行するシーンも多々あるので。

こういう青春モノはやっぱり好き。観ている間、主人公の心の中に入っている感覚でした。

理解できない部分もけっこうあったけれど、観て良かったと思える映画です。
creamymami

creamymamiの感想・評価

2.0
ヘイ、ミスタータンブリンマン
さぁ歌ってくれよ
眠くもないし 行く当てもない
ディランはいつも、行き場のない孤独な者の味方をしてくれるんだね。主人公が美少年。