くるみ

ルームのくるみのレビュー・感想・評価

ルーム(2015年製作の映画)
4.5
『僕とママはとりあえずなんでも試すことにしたんだ。時々怖いときもあるけど、ママと2人なら大丈夫。』

過去に見た作品を見直していこう企画第2弾目。
初めて観た時の衝撃が忘れられない作品。ほんとに考えさせられる作品。

誘拐されて、7年もそこにいるなんて気が狂いそうな出来事。よく生きてられたなと思った。
その上子どもまで産むなんて、正直わたしには考えられない話。子どものことを可愛いと思える自信が無い。
ジャックにはなんの罪もないし、すごく無邪気だから、その無邪気さに途中胸が痛くなることが多々あった。実のお父さんがジャックを見ないシーンは、どちらの気持ちも理解できるし、わだかまりが消えるまでには時間がかかるだろうなって思った。

外に出れたから全てが元通りってわけではなくて、止まってた時を動かすのは難しい。正直“へや”にいたシーンより、外にでたシーンの方が重く暗かった。事件の重大さを物語ってるようで、平穏に生きれてることがどんだけありがたいことかよく分かった。

この作品のいいところは、暗かったねで終わるんじゃなくて、この親子がしっかり再出発に向けて歩きだそうとしてる様子で終わるからいい。綺麗事だけで終わらないところがいい。久しぶりに感動したなぁ。
特に、外に出てから再会するシーンは号泣もの。
あと、女性警察官かっこよすぎた。推理力はんぱない。