あらすじをざっと聞いた時乙一のseven roomsのような話かと思ったので些かほっとした。ほっとする話でもないけれど。
ジョイにはジャックが必要でジャックにはジョイが必要で、共依存的なものではなくお互いの成長と前に踏み出すための存在として2人の関係性が描かれていたので非常に爽やかで冬の日なたのように暖かいものを感じた。
部屋の外の世界を知らないジャックにブラッドベリのびっくり箱を思い出す。
ラストでは爽やかな結末だったけれどきっとまたあの部屋にもどりたいと思う日が来るんじゃないのかなと、どうしてもつい考えてしまう