きむきむ

ガールズ&パンツァー 劇場版のきむきむのレビュー・感想・評価

4.2
立川シネマシティ、極上爆音上映で観ました!最強です!行ける範囲の人は絶対にこれで観るべきです!
ただうるさいという訳ではありません。低音含めてめちゃくちゃ大きく、なのに割れる事がない、まさに極上爆音なのです。
立川は最近爆音上映が顕著ですが、その中でもガルパンでは制作スタッフの音響チームが監修ということで、制作の意図通りの音が出ます。

この作品も第一印象で損をしているタイプでは無いでしょうか。
私自身もそもそもガルパンにはそこまで好印象は無く(最終回が総集編だったので)、ここでこんな事を書くのも怖いですが、そもそも戦車に興味がある訳ではありません。設定自体も今では良くある手法ですし、一般受けはしないですよね。
ですが、まず最近見返したTVシリーズが本当に面白かったので、これは劇場版も観に行かねばと思った次第でございます。


始めに全体をまとめると、ただただ「上手いな」の一言なんですよね。

まず前半についてですが、エキシビジョンと銘打って始めから試合、撃ち合いが始まります。
爆音上映だったので本当に音が素晴らしく一気に世界に引き込まれました。
そしてこのエキシビジョンから上手く(ライバル高含めて)ほとんどのキャラクターを紹介してくれます。シリーズ視聴済みの人は懐かしさ、未視聴の人は軽く性格等を確認出来るようになっています。

次に中盤パートですが、とある問題が起きる場面に入り、しばらく撃ち合いは起きません。個人的には「うわあああ早く試合やってくれえええ」とか思ったりもしましたが、その逸る気持ちが後半への良いモチベーションとなりました。
役割的にはこのパートで大洗勢にスポットを当てて、特にあんこうチーム以外のチームの印象を付けて行く事に成功しています。
更に西住姉妹のシーンもあり良い感じでキャラクター達の内面に触れる事ができました。

そして、万を辞して後半パート。「素晴らしい」の一言ですよ。
中盤が体感で長く感じたので、最後の戦闘は少ないんじゃないかなぁと心配もしてたのですが、杞憂に終わりました。
時間は計って無いですが、そこそこ長い時間試合をノーカットでやってくれます。
その間は口が開いてたかも知れません。すごいの連続です。楽し過ぎます。

ここまで多いキャラクターの個性をしっかりと活かし、アクションも使い回さない。本当によく頑張ったと思います。
ラストはセリフ量がどんどん減っていき、目まぐるしく変わるシーンにただただ釘付けになっていました。

水島努監督の作品は名作揃いですが、劇場版においてもまた名作が生まれたなといった感じで、非常に満足出来ました。
本当に多くの人に立川で観て欲しいなと思いました。