天豆てんまめ

ガールズ&パンツァー 劇場版の天豆てんまめのレビュー・感想・評価

3.0
TVシリーズから入ったコアファンはリピーターになり、劇場迫力体感したファンが絶賛した本作をムーブメントが収まって自宅で観てみると、、残念なことにハマれなかった。

TVシリーズを観ていないので、
物語の背景が全くわからない。
キャラクターとにかく多すぎる。
シリーズのオールスター集合といったところかな。誰にも愛着無いのでとりあえず、優雅に紅茶を飲んでる女子を応援する。

冒頭からいきなり、戦車で闘う。
死んじゃったりしないの?
戦車の上に顔出してるし。
でも、ヘッドフォンでその迫力は楽しめた。様々なタイプの可愛いキャラが戦車バトルする男気ギャップ萌えするのかな? 私はそこがハマれなかった。色々とキャラ並べました。という印象。

それにしても音響のこだわりが凄い。
爆音上映が人気だったのもよくわかる。
大洗フィーチャーされてる。
映像も草原の緑、突き抜ける青空美しい。
クライマックスの雨の闘いも迫力あり。
観覧車回転シーンも新鮮。
最後の一騎討ち激突も見応えあったけど、、

でも、なんだろうこの違和感。
爆撃派手に当たったらまず死ぬだろうに、血も出るだろうに、戦車内で昏倒するだろうに、アニメだにしても、それが全く起こり得ない設定なのか、文化祭的お気楽感で全てのキャラに危機感0。命の稀有さ、儚さを一切感じさせないゲーム感。JK×戦車の壮大なお遊戯会にキャラ愛着無しでは飽きが、、

まあ、戦車目線でジェットコースター乗ったり、この映画は4DXで観たら砲弾、地響き、シンクロ体感半端ないと思う。それは体感してみたかった。