今までに茶トラの猫6匹と
暮らしてきた
その中でも犬好きな私を
無類の猫好きに変えた
生涯初めて出会った猫が
茶トラのきなこだった
野良猫だった彼女は
お腹をすかせていたからで
あろうか初対面で
私の膝にぴょんと乗り
私の手からご飯を食べた
茶トラは 穏やかで とても賢い猫だと
きく
なるほど私の暮らしてきた茶トラは
みんなフレンドリーでとてもいい子達だった
この映画に出てくるボブを見て
そんな事を思い出した
ボブも 人間を恐れる事無く
その懐に自ら飛び込んできてくれような
猫だ 薬物中毒の主人公の生活を
180度変えるようなチカラが
大袈裟ではなく本当にあるって私は思う
動物のチカラは小さな物かもしれないが
それを大きなチカラに変えるのは
受け取る側の人間の
察知能力の違いかもしれない