わく

ボブという名の猫 幸せのハイタッチのわくのレビュー・感想・評価

4.1
猫好きなので点数甘めです。猫とミュージシャンの映画で、ソーシャルワーカーがわりと重要な役柄として出てくる映画ということで、観ないわけにはいかず観てきました。お話としては、売れずにホームレス生活&薬物中毒にまで落ちぶれてしまったストリートミュージシャンが、偶然出会った猫と暮らし始めたことをきっかけに、人生が好転していくというものです。実話ベースということもあり、どんでん返しや意外性はありませんでしたが、薬物依存から抜け出す過程とその苦しさがわりとリアルに描写されていて、出演している猫の可愛さもあり、話に引き込まれて最後まで観られました。人は守るものがあると強くなるし、猫には人生をも変える力がある、そんなことを感じさせる映画でした。派手さはないですが、万人に薦められる映画だと思います。
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