のりちり

ボブという名の猫 幸せのハイタッチののりちりのレビュー・感想・評価

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映画館鑑賞。

薬物中毒を治そうとするも、うまくいかず、野宿をするしかない青年。
歌を歌ってもお金にならない。

家をなんとかもらったところへ、勝手に現れた猫。
ボブと名付けられた。
この猫がいると皆、ボブに注目しながら、歌を聴いてくれる。
歌を聴いてもらっているうちに面倒が起きたら、今度はイシュー販売。
ボブがいると買ってもらえる。
なんだかうまくいきそう。

しかし、これも問題が起きる。
父のところに行けば、異母姉妹にからかわれ、継母は怒る。
ボブまでいなくなった。
もう絶望的になった彼。

しかし、ボブは戻ってきた。
彼といることを望んでやってきたんだから、当たり前だ。
ボブだって、相方を選んでいるんだ、としか思えない。

それから、やっと薬を抜くこと決心。
それはすごく辛かったけれど、ボブはちゃんと分かっていて、着かず離れずでそばにいた。

それからの彼は、自信がついた。
父のところにもちゃんと行った。
本を出すことにもなった。
安定していない生活から抜け出すことができた。
ボブがいたからだ。
人は1人では生きられない。
相棒が猫だって、気持ちがわかってくれればいいんだよ。
そんな気になった映画だった。

ボブは私の好きな茶トラ。
おまけに目がクリンとして可愛い。
この子を観ているだけでも幸せな気持ちになったのは、映画の中の人たちと同じだった。
のりちり

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