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ボブという名の猫 幸せのハイタッチのyoshikoのレビュー・感想・評価

4.2
ボブかわいい。の一言で終わってもいいのだけれど、この映画には現代社会の様々な問題が凝縮している。ドラッグ、貧困、ホームレス、親子関係、等々。なぜボブに周囲を変える力があったのだろうと思う。猫と子どもは似ている。見る人は無条件でかわいいと感じる。子どもはどの時点から猫と似ていない存在になるのだろう。自我の芽生えるあたりか、思春期ごろからか。一人に一匹猫がいればとてもすばらしいと思うけれど、猫を連れていなくても、すべての人に関心と支援が向けられるべきだと思う。
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