ボブという名の猫 幸せのハイタッチの作品情報・感想・評価

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ2016年製作の映画)

A Street Cat Named Bob

上映日:2017年08月26日

製作国:

上映時間:103分

3.9

あらすじ

ロンドンでプロのミュージシャンを目指すが夢破れ、家族にも見放されてホームレスとなった青年ジェームズ。人生に目的も目標も持てないまま、薬物治療中で精神的にも不安定な彼の前に突然現れた、一匹の茶トラ猫のボブ。彼らは支え合い、困難を1つ1つ乗り越え、やがて“一人と一匹”の人生は大きく変わっていくことになり……。

「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」に投稿された感想・評価

肩に乗るどころかハイタッチまでしてしまう猫・ボブのかわいいシーン満載ながら、薬物依存問題をリアルに描く、実は骨太のドキュメンタリー映画。
ボブは本人(本猫?笑)らしい。'17年ナショナル・フィルム・アワーズUKで最優秀英国作品賞受賞作品。「英国王のスピーチ」の製作陣が、実話を元に手がけた映画。
ボブの目線の映像が多用されていたり、猫らしいかわいいシーンが全編通してふんだんにあって、微笑ましい。特にハイタッチをするボブはめちゃかわ笑
意外にメッセージ性も強く、ホームレス仲間の薬物死や、薬物治療の過酷さをリアルに描いてあって、映画としての骨太さがある。
薬物依存のホームレスというドン底の状態から、出会った猫をキッカケに人生の成功へと繋がっていくストレートなサクセスストーリーだけど、これが事実に基づいたものって事で重みがぐっと増していると思う。
個人的には、イギリスの街並みや風景、喋り方、ビッグイシューなどのイギリス感がとても懐かしく、より楽しめたかも。
Miki

Mikiの感想・評価

4.5
みんな泣いてたしわたしも泣いた
RYUP

RYUPの感想・評価

-

原作は世界的ベストセラー
『ボブという名の ストリートキャット』
窮屈な現代に起きた感動の実話。
実在した”招き猫”の奇跡のおとぎ話。

劇中実際の演技も見せてくれているボブ君(&他のボブ役猫)の愛くるしさ!
ホームレスでミュージシャンの端くれ
主人公ジェームズとボブの佇まいは
『インサイド・ルーウィン・デイヴィス』を彷彿させる。
今作上ではあまり深く掘り下げられてはいないジェームズにつきまとった幾つもの紆余曲折。
その葛藤に「わかっているにゃ」と言わんばかりに優しく寄り添うボブ。
その姿、その存在はまるで天使の様だ。

ジェームズが路上で歌う楽曲
『Satellite Moments』
ジェームズとボブ。すれ違う”2つ”の衛星が偶然にもめぐり合う瞬間。

そこから這い上がろうと頑張っている全ての人達へ…
「人と猫」種族を超えたバディの友情と愛情。
史上屈指の猫ムービーにハイタッチ!


監督 ロジャー・スポティスウッド
CAST ルーク・トレッダウェイ ルタ・ゲドミンタス ジョアンヌ・フロガット アンソニー・ヘッド  ボブ(Cat)etc

原題 『A Street Cat Named Bob』
2016年 イギリス 103分

http://bobthecat.jp/

Charlie Fink, Luke Treadaway
『Satellite Moments 』(Light Up the Sky)
https://youtu.be/bstDt950eAs
咲

咲の感想・評価

3.7
猫との出会いで生き方が少しずつ変わっていく青年の話
ボブが可愛い
ありがちなストーリーだけどほっこりして良い
映像も展開もややありきたりな感じがしたが、これが事実を基にした映画ということと素晴らしい作中音楽が、映画を見た後の納得感と清涼感を支えてくれる。ドラック中毒者の更生過程が凄まじい。「メタドン」という代替薬を断つと最悪の風邪の100倍の苦しみを味わうという。それを淡々と眺める猫がいい。それが更生に必要な適度な距離感なのであろう。
Cerri

Cerriの感想・評価

4.0
ボブの目線の映像が、面白い発想でした。辛い状況にあったけど、きれいな心のジェームズが、色んな面で報われて良かった。幸せな気持ちになる、いい映画です。
堀川

堀川の感想・評価

-
「もしボブが現れなかったら、ジェームズの運命はどうなっていたことだろう。」
そう考えられずにはいられない、偶然に偶然が重なった奇跡のような話です。

そして、ドラッグ中毒の恐ろしさ、治療のしんどさをストレートに伝える映画でもあると思います。

それを切に伝えるのがジェームズのかつてのドラッグ仲間であり、劇中で悲惨な最期を遂げるバズの存在です。

彼はジェームズが足を洗って治療を受け始めて以後も不気味に纏わり付くように登場してくるのですが、
彼の存在は「救われた」ジェームズと、そうでない「救われなかった」人々、今も世界のあちこちに存在しているであろう充分な援助も受けられずにドラッグの泥沼に沈み込んで苦しむ人々を象徴しているかのように思います。

映像的なところで言うと、面白いのはボブの目線で映し出されているカットが何度もあるところです。私はこれを勝手に「猫カメラ」と呼んでいるのですが、本映画において「ボブは単なるマスコットではなく、立派な主要人物の1人なんだ!」という作り手のメッセージがひしひしと伝わってくるようでもあります(笑)
最後は心があったかくなりました。猫好きでない人も、きっと猫を飼いたくなると思います。いろんな事を考えさせられました。
ねこがたまらなくかわいい
実話。にゃ~☺
>|