くりちゃん

アメイジング・ジャーニー 神の小屋よりのくりちゃんのレビュー・感想・評価

3.6
怒りや悲しみを手放すことは自分を癒す。"相手を赦す"意図が、意味することはどうゆうことなのか。悲しみや怒りに囚われていると、視野が狭くなってることを問いかけるように気付かされる作品でした。

一見、宗教的思想のインパクトが強い作品です。でも宗教的思想であることに気にせず観ると、ストレートに心に響きました。


囚われている悲しみや怒りが沸き起こる根源が、"大切にしたい想い"から始まっていることに気付く。そして同時に見えなくなっている"今、周りにある大切にしたい想いや人、居場所"と言う視野に目を向けられる。

凍てついていた心が、愛おしさ温もりを抱き心を癒し元気を取り戻す工程を視覚的に学びとれました。怒りや悲しみを自分ごとに置き換えて観てみる。心をほぐす手法として知っておく。実際、そんな簡単じゃないけれど、キモチの整理に向き合ってみる時に役立てられそうです。
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