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マダム・フローレンス! 夢見るふたりのpachiのレビュー・感想・評価

3.6
カーネギー・ホールでいまだに語り継がれる伝説的な夜がある。
舞台は第二次世界大戦真っ只中のアメリカ。
富豪の娘フローレンスは、父親の遺産を受け、非常に裕福な生活をしながら歌手として歌を歌い、病弱ながら人生を楽しんでいた。
愛する夫はそんな妻を献身的に支え、彼女がリサイタルを開催したりする時は中心になって仕切り、歌うことをサポートしていた。
しかし1つ大きな欠落していることがあった。彼女は圧倒的に歌が下手な歌手だったのだ。
そんな彼女がひょんな事でカーネギー・ホールで歌うことに、、、

生きることの喜びと、それに正直な一人の女性の生き方がかっこいいなぁーと思う映画。この時代のこの手の映画を観ると、1930-1970年代の欧米に生まれたかったなーとつくづく思う。辛いこともたくさんあったけど、カルチャーやライフスタイルが魅力的すぎる。無い物ねだりなのかもだけど、ね。
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