このレビューはネタバレを含みます
夢だったソプラノ歌手になり、カーネギーホールで歌う夢を叶えた「史上最悪のオペラ歌手」マダムフローレンスの実話。
最初の夫から梅毒を移された治療の副作用で音感を失ってしまうが、ソプラノ歌手になるのが彼女の夢。
父親の莫大な遺産でNYの社交界や音楽業界に進出し有名になった彼女は、やがてオペラ界の人々や演奏者を集めてコンサートを行う。
プロの歌手になるには致命的な歌唱力とリズム感、ド派手な衣装がなかなか衝撃的(笑)
メリルの音痴っぷりの演技とド派手なコスチュームに思わず笑ってしまう。
特に、冒頭の吊るされる天使と頭から無数の星がピョコピョコしてる衣装(笑)
彼女に対する酷評は、ヒュー演じる夫や執事達たちが本人の耳に入れないように徹底的にガードする。
でも街中でNYタイムズを買い占めて、その近くのゴミ箱に入れるのはツメが甘いな〜(笑)
結局目を離した隙に本人がNYタイムズに書いてある酷評を読んで真実を知ってしまうのだけど。
初めは歌声を聴いて爆笑していた婦人が応援する姿が印象的。