偉大なるマルグリットを先に鑑賞。そのせいか若干の物足りなさを感じてしまった。でも、こちらがホンモノ(実話)
久し振りのヒュー・グラントは相変わらず頼りなくて相変わらず女性にだらしないけれど、それでもやっぱり許せてしまう、お年を召しても変わらない上品で柔らかな笑顔が素敵。
コンサートで力の限りに歌うマダムを、独りよがりでお粗末だと言う人もいるだろうが、真摯な祈りにも似た歌声から音楽をこよなく愛していることが伝わってくる。これを聴き続けることは難しいかもしれないけれど(笑)、偽ることのないモンローウォークの女性のように思わず応援したくなってしまう。
テキサス出身のピアニストの笑顔になりきらない笑顔も可愛い