FukiIkeda

ノット・エニモア 〜 ある革命の物語のFukiIkedaのレビュー・感想・評価

4.0
15分の短編。
より多くの人にシリアの実情を知ってもらえるようにと無料公開されているドキュメンタリー映画。
「それでも僕は帰る」には出てこなかった女性の姿。
危険を犯してまで、真実を撮り続ける彼女。
真実を誰かが伝え続けないと、国際社会が目を向けてくれないから、忘れ去られてしまうから。
「この猫を沢山撮ってくれ。戦場にも猫や犬がいるんだ。アメリカ人は可哀想な境遇の猫や犬のためなら動くだろう?僕たち人間の命なんかよりも。猫の動画のほうが皆好きだろう?」という彼の皮肉たっぷりの冗談が印象的。
こうして見ている今日、彼がこの世の中で生きているかさえわからないのだから。
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