衣装、照明、舞台設定すべてを
オリジナルで作り上げたモダンダンスの先駆者、
ロイ・フラーの人生を描いた実話。
フラー(ソーコ)にとって踊ることは
息をするのと同じくらい
なくてはならないもので、
身を削ってでも己の中から湧き上がる
芸術を表現することしかなかった。
どんなに才能があろうとも
ライバルは出てくるもので、
イサドラ・ダンカン(リリー=ローズ・デップ)の
情熱的だけれど自然なやわらかさのあるダンスを
高く評価したフラー。
手を尽くし自分の手で表舞台に出そうとするも
あっけなく去られてしまう。
心身ぼろぼろになりながら
念願のオペラ座で舞う姿は圧巻。