オパビニア

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男のオパビニアのレビュー・感想・評価

5.0
私たちは名前を取り戻した。

政治的な弾圧に対して
決して屈することなく
闘い続ける強さと、
かつての裏切り者にさえ
手を差し伸べる優しさ。

脚本家は書くことしかできないと
出所後は狂った様に書き続け、
偽名で数々の名作を世に出していく。
「ローマの休日」に
こんな背景があったなんて、、、

支えてくれていた家族、
特に奥さんや3歳から
秘密を守ってきた娘さんは印象的でした。

誰かを傷つけるためでなく
癒やすために話している。

ラストのスピーチは
心揺さぶられること間違いなし。