ブライアン・クランストンの演技が観たくてレンタルした。
実話がベースで、あの有名な『ローマの休日』の脚本を書いた人物の物語だ。
テンポよく話が進むし、飽きない。
ブライアン・クランストンの演技がとても良くて、やっぱり好きだな〜!と再確認した。
赤狩りにあったトランボが、名前を変えて、仕事を探して、数をこなす姿がとても格好良かった。
どの政党を支持するとか、それは自由。
思想を巡って議論をすることは大事だ。
しかし、誰かを差別したり、迫害したりしてはならない。
議論をすることと差別をすることは全く違う。
自分と違うからと言って、それが差別して良いということにはならない。
トランボは実際に名前を沢山使い分け、脚本を密かに書いていた。
彼は非常に頭が良く、特殊な職業だったからこそ上手くやりくりできたが、一般人はどうだろう。
彼らは赤狩りによって、差別され、疎まれた。
そのせいで生活さえできなかった人が沢山いたという事実に胸が痛む。
今年公開された映画。『判決、ふたつの希望』に通じるところが沢山あって、泣けてきた。
考えさせられる。