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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男のmorimotoseiichiのレビュー・感想・評価

3.8
2020年5月14日(木)に鑑賞。ハリウッドで赤狩り(red scare)に遭った脚本家ダルトン・トランボについての映画。『ローマの休日』の脚本を書いた人。晩年には映画監督として『ジョニーは戦場へ行った』という自らの反戦小説に基づく作品を世に出している。

自粛警察、正義マン、マナー警察などということばがもてはやされるいま、改めて米国の赤狩りの歴史に目を向けてみたい。また、魔女狩りの歴史や第二次世界大戦中に民間人がユダヤ人をナチスに密告し差し出してていた問題の背後にあるものなどについても考えてみたい。