前編後編に分かれていて、3時間の大作だけれど、それを感じさせないテンポとハラハラ感、そしてストーリー。
最初に「この作品は人身売買に関する過激な描写があります」というようなテロップと音声が流れて始まる。
わざわざ先に注意喚起するくらい、ドキュメンタリーを思わせるような真に迫った作品なのだ。
過激な性的描写、暴力、麻薬、さらい方…
年間80万人もの人身売買が未だに行われているという事実。
若い女性だけでなく、少年少女まで。
これに立ち向かう女性捜査官が人間くさくていい。
ラストまで目が離せず、あっという間の3時間だった。
是非皆さんに観て欲しい作品。
途中はめっちゃ胸糞悪いけどね。
ジャケットデザインがSFチックだけど、全く内容と合ってないのでお気になさらず。