タカナリ

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシアのタカナリのレビュー・感想・評価

4.0
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シャア・セイラ編第2章。
様々な騒動を経て、キャスバルはザビ家復讐のための一歩を踏み出します。
キャスバル達の地球での生活から、キャスバルとアルテイシアの別れまでが描かれています。

地球での生活中に起こったザビ家の襲撃。
その時のキャスバルは勇ましいですね。アルテイシアを守りながら、よくあそこまで戦えたものです。
それにしてもキシリアは悪い感じに描かれてます。一章でも嫌な感じはありましたが、さらに嫌です。


そしてテキサス・コロニーでのシャアとの出会い。
原作知らない人は混乱すると思いますが、キャスバルに瓜二つで、名前が本当にシャア・アズナブルというキャラが存在し、テキサス・コロニーで登場します。
この二人の出会いは熱い。
しかしこの出会いも、キャスバルの復讐のきっかけになってしまいます。
キャスバルがどうしてシャアを名乗ることになったのかは、次回以降明かされます。

ジオン軍はMSの開発にも着手しました。
人型作業用機械という名目で開発しているので、見た目はかなり無骨です。
しかしランバ・ラルが参加してから、どんどん開発が進みます。
今回のモビルワーカーでの模擬戦は唯一の戦闘シーンなので大注目です。なかなか熱い戦いでした。

そしてキャスバルは、アルテイシアのもとを離れ、一人復讐の道を歩み始めます。
この先キャスバルは、どのようにしてシャアになり、どのようにしてジオン軍のエースパイロットにまで登り詰めるのか。