凛太朗

機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシアの凛太朗のレビュー・感想・評価

3.6
前作でムンゾを出て3年後の宇宙世紀0071。
キャスバルとアルテイシアがエドワウとセイラに名前を変え、ジンバ・ラルと共に地球のテアボロ・マスにお世話になっているところから始まります。

キャスバルがエドワウになって、エドワウがシャアと名乗り出したきっかけがここにありますね。ビックリだよ!
一方ムンゾからジオン自治共和国と名前が変わったサイド3の方では、ガイア、オルテガ、マッシュの黒い三連星が出てきて、モビル・ワーカーのシミュレーションを色々やってますが、ここからザクなどのMSが開発されていくことになるのでしょう。

本作は前作に比べると地味です。というか、凄く哀しい。
哀しみのアルテイシアというタイトルであり、アルテイシア=セイラの身に降りかかる不幸の数々がもう。
墓碑銘に愛する母親の名前も自分たちの本名も刻めない悲しさといったら。
勿論キャスバルも心中察するに余りある。

ラストはファースト観てたら、あぁこのシーン!ってなりますが、そんな背景があったんですねぇ。
お母さんが寂しくないようにって、アルテイシアもアルテイシアで置かれた境遇から強くなっていってるように感じます。哀しいけどね。
凛太朗

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