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機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシアのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.6
スペースノイドの指導者であった父ジオン・ズム・ダイクンが急逝し、キャスバル(声:池田秀一)とアルテイシア(声:潘めぐみ)の兄妹が実権を握ろうとするザビ家に翻弄されサイド3、ムンゾ自治共和国を脱出してから3年後の宇宙世紀0071年。ジンバ・ラル(声:茶風林)とともに地球に逃れた二人はテアボロ・マス家に身を寄せ、それぞれエドワウ、セイラと名乗って静かに暮らしていた。しかしそんな二人を狙うザビ家の魔の手が再び迫りつつあった。一方サイド3はザビ家に掌握され、ジオン自治共和国に国名が変更された。ザビ家による支配体制が固まりつつある中、地球連邦軍に対抗しようと新兵器モビルワーカーの開発に乗り出す。
「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズ第2作。
マス家の養子となり安らかな日々を過ごすキャスバルとアルテイシアだが、ザビ家の追跡によりジンバ・ラルが死に、母が病死し、ザビ家への憎悪を募らせるキャスバルと哀しみに震えるアルテイシアの青春が描かれる一方で、来るべき連邦軍との戦いに備えてドズルがザクなどのモビルスーツの原型となったモビルワーカーの開発の責任者となり、黒い3連星やランバ・ラルが被験者パイロットとして参加しているなど、ファーストガンダムの伏線となるエピソードも描かれている「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」シリーズ第2作。
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