ヤベー！
改易されられっちまうど！
磐城国(福島県いわき市)湯長谷藩、参勤交代の「帰り道」を描く人情時代劇。
▼個人的に我が郷土(福島県)のお国言葉「うっつぁし」「さすけね」「デレ助」「だげんちょも」など違和感なく、方言指導担当者の努力が良い感じに報われていて好感。同じく福島県いわき市を舞台にした「フラガール」では、トヨエツの訛りが下手過ぎてキツかった😵💦
更にトヨエツは福島県相馬藩のヒーロー「丹下左膳」もド下手に演じていて、はっきり言って福島県民はトヨエツを恨んでいます。
(以上、本作と関係ない愚痴)
▼享保20年(1735年)徳川吉宗の日光詣。13万人の超大行列の時。
湯長谷藩にイジワルした老中、松平信祝(ﾉﾌﾞﾄｷ)は恩赦により蟄居を解かれる。
江戸へ参勤した内藤藩主率いる湯長谷藩の面々は、後は帰るだけ、と思っていたが信祝の陰謀で、藩内に一揆が勃発。
民の乱れは藩主の失態、お取り潰しの憂き目。
急いで帰参して一揆を収束せねば。
それには…飲まず眠らず休まず止まらず、荷も持たず、丸腰で走れ！
▼名優揃いの出演陣で、キラリと光る脇役は百姓の茂吉こと神戸浩さん(filmarksの出演一覧にクレジットなし)
藩主内藤が、荒らされた畑を目にして茂吉に語りかける。「湯長谷の本当の民はな、おめの様に土と共に生きる者だ」
↑
私、ここで泣いた(T_T)
▼後半の尾張1000人 VS 湯長谷７人は、ちょっと微妙。
深キョンにミムラに富田靖子💕
女優陣は実力、美貌、共に一流。
まぁまぁ面白かったです。
