なつ

チリの闘いのなつのレビュー・感想・評価

チリの闘い(1978年製作の映画)
4.5
“チリの闘い”は、アジェンデ大統領率いる人民連合政権(1970~73年。マルクス主義を掲げて、世界初の社会主義政権が誕生)時代の騒擾に満ちた最後の数ヶ月を記録・再構成した作品。
(解説より)

圧倒的な熱量が迸る。観終えて、本作の持つ重みを痛感した。
9月11日には毎年観たくなった。
こんな記録を撮り続け残っている事が奇跡的だ。
お恥ずかしながら、チリの歴史をわかっていなかった私…。
そんな私が観ても、冗長過ぎず、とても整理されていて非常にわかりやすい構成になっていたので、周りに勧めまくりたい。
観る機会に恵まれず、ソフトを買ったので(ちょい高い…笑)、興味のあるフォロワーさん達にお貸ししてまわりたい!

蛇足だけど…
米国…腐らせないでよ、チリを。
昔、南米旅行したとき、アメリカの空港で『何しにアメリカへ?』と聞かれ。
『トランジエットトゥボリビア』と答えたら。
『嘘つけ、あんな国何もないだろう』と言われ、挙げ句に、アメリカに泊まれとアメリカ観光地をとうとうと語られた事がある。
自分達が一番と思っているんだよなぁ。
南米の人々は明るくて優しかったけど。
なつ

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