片腕マシンボーイ

変態団の片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

変態団(2015年製作の映画)
4.3
これぞ変態映画の最高峰だ!

某夕張ファンタで歴代最高の途中退場者を記録した井口監督最新作!
その名も「変態団」!
井口昇の主催するワークショップの一期生の総決算として作られたこの作品
自主制作ということでクソ映倫の審査も関係ない
ザ・井口ワールド!
もうファンなら楽しめること間違いない大傑作!
逆にファンじゃなければ途中退場も致し方ない大珍作!
もちろん僕はめさめさおもしろかったし
正直共感しすぎて今まで以上に井口監督のことが好きになりました!

簡単に言えば
こじらせた変態達の群像劇なんですが
ちゃんと観ると変態なりの純粋で切ないラブストーリーになっているし
変態とは何か?変態とはどうあるべきか?
非常にメッセージ性の強い作品になっている

群像劇ではあるが特に出番の多いふたり
スカトロ(最近フィルマークスでスカトロについて語ることが多いのは気のせいです)好きの彼とその彼に嫌悪を感じるネットアイドルの彼女
特にこのふたりのシーンがツボ
「男って勝手!」
彼女が彼に言うセリフが心に響く
変態行為は強制したら暴力でしかない
分かり合い認め合えばこそそれは愛に繋がるのだと感じた
また井口監督もAVを撮っていた時代にスカトロ作品を何本か撮っているだけあって凄くこだわりを感じる
彼女のお尻にチョコレートやカレーライスを重ねるカットは
ある意味先日レビューした「マンホール」よりいろんな想像が働いてヤバかったかも
あんな可愛い子のお尻にカレーライスを重ねるなんて!
井口監督…罪ですよ!

そして何より共感したのは本編でもセリフとして出てきたし
上映後に井口監督も言っていたが
変態だからこそモラルが大事だ!
ってところ
痴漢やら強姦はもちろん
最近ニュースでよくきく
動物や人を1度殺して欲しかったみたいなヤツ
そんなヤツ等は変態の風上にも置けない
愛のない変態は単なるキチガイである!
そんな常識も通じないから変態という言葉がネガティヴな言葉として世間にとらわれているのではないか?
本来変態とは愛の形を指す言葉なのだ
この作品を少しでも多くの人に観てもらい変態についていろいろ考えてもらいたいというのが
ほんのり変態の片腕マシンボーイの微かな望みである

そして上映後に井口監督と「自傷戦士ダメージャー」に出演した津田寛治のトークショーがあったのだが
この「変態団」に出演したキャストも登壇
前述したネットアイドルを演じた晴野未子さんが作品内で観るよりもさらに数倍可愛い上に
責めるのが好きで内蔵と血が好きで歴女ということで1発でファンになりました!
ちなみに彼女は土方歳三と伊達政宗が好きらしいですが
僕は日本の武将では斎藤道三一筋です!

さらに井口監督も津田さんも性癖をぶっちゃけて共感
なんで、僕が井口作品がこうも好きなのか?
ツボが一緒なんでしょうね!

夢のようなトークショーはアッという間に終わり
ポスターに「変態団」キャストと
井口昇、津田寛治のサインを頂きました!
マヂ家宝!
しかも津田さんが僕の名前をきいて〇〇〇〇さんへ、って書いてくれた上に
「良い名前ですね」ですって!
マヂ感動!

映画界随一の変態作品の創造神井口監督に
清々しい変態を演じさせれば右に出るもののいない怪優津田寛治
もうずっとファンです!
ほんと素敵な時間をありがとうございます!

さぁもう少しで監獄学園の放送時間です
テレビでまで井口昇作品を観られるなんて幸せが過ぎて怖い!